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【リレー連載】セドナで何が変わったか?ー 戸隠からセドナへ(ゆうこ編その3)

【リレー連載】セドナで何が変わったか?
2015年2月1日〜のDOORSアメリカセドナ&グランドサークルツアーの開催記念、わたしたちDOORSのメンバーがいかに「セドナ」「グランドサークル」に惹かれるようになったのか?そしてスーパーパワースポット・セドナに行ったことでどんな変化があったか?を、ひろか・ゆうこのそれぞれの視点で振り返り、お伝えしていく連載です。

セドナで何が変わったか?ひろか編その1 ・その2 ・その3 ・その4 ・その5 ・その6 ・その7
ゆうこ編その1 ・その2

 

2009年11月23日、勤労感謝の日。
わたしが誘ってひろかっちと2人で
一緒に行くことになった長野・戸隠日帰りの旅。

セドナに一緒に行こうと誘うために、
戸隠神社にお参りするために、
ついでに戸隠そばを食べて、
更についでにりんごを直販してもらおう

そんな軽い気持ちで向かった長野だった。

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久しぶりに会ううーみんは、
2年前とイメージは変わらない
ハイテンションな坊主頭のお兄さんだった。

けれども、聞くと前年にくも膜下出血で倒れて
ICUに入ったというではないか。
詳しいことは知らないけれど、
以前彼は会社をリストラされてクビになり、
大量にあったはずの退職金を2年で使い果たして
そのまま郷里の長野に戻ったらしいと聞いていた。

ひろかっち(当時はひろかちゃんと呼んでいた)と
うーみんはほぼ初対面。

「はじめまして!」もそこそこに、
戸隠神社を案内してもらうことになった。
奥社までの約2kmの杉並木の参道を、あれやこれや話しながら歩く。
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初対面のひろかっちとうーみん、なんか若い!(笑)

 

前情報もほぼないままだったので、 何をしているのか?
どんなことを考えて生きているのか?
ふたりともヒーリングの世界に足を突っ込んでいるので、
読んできた本も被ることがあり
「『神との対話』、いいよね!」などと盛り上がっていた。
私は読んだことないから全然ついていけない会話だったけれども。

ちょうどその日は、戸隠神社奥社では
新嘗祭という祭事が行われていた。
奥社に到着し、参拝したのち50人はいようかという
広場のようなところで
3人でいろいろなことを話した。

初対面とは思えないほど、いきなり深い話も。

3人とも声がデカイというか響くので、
たぶんその場にいた人たち みんな聞いて・・・聞こえてたんじゃないかなと思う。

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結局、その日は盛り上がりに盛り上がり、
予定より遅く、夕食を長野で食べてから帰る
という強行日程になった。

帰り道、眠いのと暗いのとで、
なんだか宇宙空間にいるような気分になる
長野から都内に向かう高速道路の道中。

クルマを走らせながら、
私はひろかっちへのセッションでの
カウンセリングの際に聞いていた身の上話に
私自身もとても多くのシンクロを感じていたことを伝え、
自分の過去の出来事についてぽつりぽつりと話しはじめた。

暗かったし、私は運転をしていたから
となりの様子はよく見えなかったけれど、
私もひろかっちも 静かに泣いていたように記憶している。

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過去のもう終わったことを人に話して
何か変化なんてあるの?
そう思う人もいるかもしれない。

けれど、そこに何らかの感情が
くっついて残っている場合は、
先送りしたまま、まだクリアになっていない、
解決していない問題が隠されている。

それを他人に話すことで、(これを専門用語では「シェアリング」といいます)
その問題はようやく自分の内側から外に出て、
それとともに感情が動いて解放され、

ようやくそれで、クリアになって
本当の意味で忘れる
(=記憶としては覚えてるけど、どうでもよくなる)
ことができるのだ。

 

クルマの中、おもに私が話し続けていたけれど、
話す私も、聞いているひろかっちも、
これはとても大事な時間なんだな、と感じていた。

 

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結局、せっかく長野まで行って「セドナに行こう!」
と 誘ったうーみんだが、いろいろな事情があって
「どうしても無理」と断られてしまった。

そして、この高速での語りが発端、かどうかはわからないけれど
結果的に、グループ旅行ではなく、
ひろかっちと私の 2人でセドナに行くことになったのだった。

 

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(セドナへの道2―思考は現実化する(ひろか編その8)へつづきます)