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今回の超私的聖地巡礼は、久しぶりの東京都。
とはいっても、都内からは電車で2時間近くかかるかな?の、奥多摩地方・青梅市にある
御岳山(みたけさん)と武蔵御嶽神社をご紹介します。


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JR御嶽駅の駅舎

御岳山のことを私が知ったのは、数年前、急に「滝行」やってみたい!!と思って、調べて
みたら、この山が昔からの山岳修行の聖地で、初心者向け?に、滝行も体験させてもらえる
場所がある、と知ったから。

1泊2日で滝行2回と簡単なワークショップみたいなのがついてくるオトクなパッケージ?
でした。今回は取材のつもりで行ったので、滝行はしませんでしたが、滝行をする滝を
いくつか含んだ川沿いの登山道(ロックガーデン)があるので、のんびり歩くととても
楽しいです。

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以前滝行した綾広の滝。めちゃめちゃ楽しかった!(っていうのも変かもだけど)

※ちなみに滝行パッケージをされているのは宿坊静山荘というところ。
DOORSでも長野でうーみんが瀧行随行1日ツアーやってますよん。興味のある方は是非!

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取材当時(3月中旬)梅がまだ綺麗に咲いていました!

御岳山は、古代から栄えている関東一の霊場。山岳信仰・修験道の中心地として、鎌倉時代
の武将からの信仰を集め、その後も「講」と呼ばれる組織で、現在も参拝客が絶えない場所
です。

急な勾配のため、車で山上に上ることはできません。その代わりに、ケーブルカーが走って
います。この、車で直接行けない!ってところが、また御岳山の秘境っぷりというか、
何かしら荘厳で秘められた感覚が残っている要素なのだな、と感じます。

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標高差423.4mを6分で上ります!最高勾配25度平均22度勾配は関東一らしい

ケーブルカーを降りるとこんなレトロなベンチが残る広場にでます。
ここから先は、なんか時が止まったような・・・そんな感覚を何度も感じることになります。
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フジカラーのベンチって昔遠足でどっか行ったときとかよく見た遠い記憶が・・・

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ここから歩いて宿坊が集まる集落や、御嶽神社への道が始まります。

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第10回めとなるこの連載、今回はどこにするかしばし考え、決めたのが
ここ、小笠原諸島。他にもいいところいっぱいあるのだけれど、
写真がたくさん残ってる場所じゃないと、紹介しづらくて・・・。

昨年、世界遺産に指定された東京都・小笠原諸島。
東京湾を離れること1000km,25時間半おがさわら丸に乗ってようやく
たどり着く楽園の島。

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父島の南にある「南島」1日に入れる人数に制限がある無人島で、
砂浜には無数のカタツムリの化石(!)が (※写真はすべてクリックで拡大します)


父島、母島の有人島以外に、聟島列島(むこじま・ケータともいう)、嫁島、兄島、弟島
などなど、家族にちなんだ名前の島がたくさんあります。
小笠原諸島から更に数百キロ沖に、硫黄島があり、小笠原も太平洋戦争時には
戦地となり、今でも多数の砲弾や沈没した軍艦が残されているのです。
ジャングルを歩くと、そうした戦跡に出会えるので、最近はそうしたものに
焦点を当てたウォーキングツアーなんてのもあるらしく。

戦後、この島はアメリカに没収され、昭和43年まで、日本人は帰還することを
許されなかった。あまりにも長い期間だったため、日本に返されたときに、
戻ってきた島の住人は少なく、そして、20年近くアメリカ領だったため、
島の中はなんとなく外国チックでもあります。

今、島に住んでいる人たちは、新島民などと言われ、そのほとんどが、
小笠原の魅力にとりつかれ、返還後に移住してきた人なのだそう。

小笠原の魅力って、ひとことでは語れないけれど、
島を訪れる人、島に住んでいる人が、みんなみんな、島を愛している
っていうのがわかるところが、その魅力のひとつだったので、
今後もずっとそういう感じであればいいなあ〜と思うけれど、
どうなのかな・・・・。

ともあれ、小笠原の魅力は、その自然の凄さ。
海も陸も、とにかくスケールが大きいのです。

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太平洋のどまんなかの外洋。だからこんな穏やかな波のない日はめったにない!

初めてこの地を訪れたのがちょうど10年前、2002年の秋。
この自然とともに過ごした2航海(12日間)の旅が、
私の今のはじまりだった、ともいえるかもしれません。

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大好きなウメイロモドキの群れ

何か、特別なものがこの島にはある。そんな風にも思うほど。
島に行くためには、予算も時間も必要なので、
相当覚悟して行く必要があって、そんなこともあって
ここ数年は、島に行けていないけれど、

でも、目を閉じるだけで、あの海の蒼さや、
さまざまな魚の群れや、壮大な夕陽とそこにいる人たちの
あったかさを思い出します。

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わたしは、ここで生きている。
この地球に生きている
そんな、スケールの大きいことを思わせる
大自然、それが小笠原の最大の魅力だと、私は思っています。

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今は歩いてたどり着けない(以前は徒歩2時間半かけたら行けた)ジニービーチ
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海に雲の影がうつってる

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東京の空の玄関口・羽田空港に京急で向かうと、京急蒲田から空港までに
オモシロイ名前の駅がいくつかある。その中のひとつが、この穴守稲荷(あなもりいなり)。

いつだったか、私の友人がここのご利益っぷりは凄いよと言っていたのを聞いて、
いつもなら素通りするその駅で降りて、穴守稲荷神社に向かいました。

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穴守稲荷神社の歴史は、調べてみるとなかなか面白く、戦前は羽田空港の敷地内も
この神社の境内で、このあたりディズニーランドもびっくりの一大エンターテインメント
ゾーンだったそう。(公式サイトに戦前の絵はがきが掲載されていてとても興味深いです)

今はこんな風に、普通のお店や建物があって、その途中に突然鳥居があるような感じ
だけれど、昔はものすごい賑わいだったのでしょうね。

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こちらが本堂。今はほとんど参拝する人もなくひっそりとしています。
(写真はお正月前に撮影したのでしめ縄が飾られてたりしてますね)
そして、ここは稲荷神社なので、お狐さまがたくさんおられます。

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結構コワい。迫力あります。
よく見たら、狐の下にまた子ギツネがいたりして。でも子ギツネなのに眼光鋭くてドキドキ。

この神社、小さな神社ですが、後ろに築山というのがあって、そこここに小さな祠があり、
狐と鳥居がたくさんあります。なんというか、ちょっと不気味というか、強烈というか、
そこはかとないご神気を感じます。

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伏見稲荷さんもそうだけど、とにかく鳥居、鳥居!壮観です。


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この私的聖地巡礼シリーズ、ここ数回島ばかりですが、狙ったわけではありません。
もともと島好きの私なので、そうなるのは自明の理ではありますが・・・。

というわけで、今回ご紹介するのは、御蔵島(みくらじま、と読みます)。
知ってる人には超有名。知らない人は読み方すらわからない、という不思議な島です。

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御蔵島全貌

何で有名か、というと、この島、世界でも稀有な野生のイルカと泳げる島、だから。
水族館で飼われているイルカちゃんと、一緒に泳いだりタッチしたり、乗ったり!?
できるのはよく知られていますが、野生の生物と、危害も加えたり加えられたりせずに
コミュニケーションできるのは、本当に珍しく、世界中でも野生のイルカと泳げる
ようになった地域はたった数カ所だけ。

東京・浜松町から近い竹芝桟橋から夜行の客船に乗って、早朝5時過ぎ、
船は御蔵島に到着します。いや、到着するときはしますが、しないときもあります。
その場合は御蔵島を目の前にしてスルーして船は次の目的地へと向かってしまうのです。

実はこの島、平地が少なく、お椀にご飯をひっくり返したみたいなカタチをしています。
なので、風や波よけになるよい港がなく、海が荒れると着岸できない、という
スリル満点の島なのです。


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無事着岸した船「かめりあ丸」

冬場は海が荒れやすいので、なかなか船が着かず、島の村全体で冷凍倉庫みたいなものを
持っていたりします。住人も200名前後、本当に平地が少なくて、山の斜面にへばりつく
みたいに住宅や店があります。

ただ、その環境がイルカにとってはよかったのですね。


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DOORSーこころのドアを開く旅。

超私的聖地巡礼とは?

DOORS連載・旅人ゆうこりんが送る、極めて個人的にここはすごい! と思っている場所を紹介するコーナーです。

日本全国47都道府県にとどまらず、海外のスゴイ場所も ときどき紹介します。今流行のパワースポットから 隠れた秘湯、個人的に強烈な記憶がある場所など ジャンルはさまざま。ちょっとした旅のエピソードを添えてお届けします。

ゆうこりんの旅人歴

気がつけばどこかへ行っている、人にそう言われるほど旅が好き。
初めての一人旅が屋久島へ自転車キャンプ旅、初めての海外旅行が カナダへのスキーなど、アウトドア志向がやや強め。

国内は47都道府県を制覇。秘湯や廃墟、岬や灯台を好むが、 ときどきリゾートホテルにも泊まったりする。 海外は通算30回ほど出かけている。アジアとアメリカが多いかな。
→その他旅の履歴はこちら

昨今のパワースポットブームにはあまり興味はないけれど、 確かに土地の持つエネルギーが強いと思うところは多くあって、 ときどき本屋でその類いの本を立ち読みしてチェックしているちゃっかりやさん。

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