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東海・北陸 一覧

日本の聖地の最高峰に位置するのは伊勢神宮である
といってもだいたいの人は同意するんじゃないかな、と思うほど、
伊勢神宮というのは、昔から人々を魅了してきた場所です。

私も、小学校の修学旅行で行って以来、何度も足を運んでいます。
特に、震災後、まだ日本中が震えている2011年4月に行ったときは、
内宮にお参りしているときに、突然「日本は大丈夫」って思えて、
ホッとしたことをよく覚えています。

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伊勢神宮・内宮への道

ですが、そんな超メジャー級聖地・伊勢神宮の内宮・外宮を紹介
するだけじゃあ、「超私的」の意味が薄れてしまう気もするので、
今回は、伊勢神宮にまつわる場所で、私が行ってとても気に入っている
場所をお伝えしたいと思います。

伊勢神宮には別宮と呼ばれる宮が、内宮・外宮内にもありますが、
その他伊勢エリア全体に多く存在しています。
私もその全部に足を運んだことがあるわけではないのですが、
そのどれもが、空いているし、雰囲気はどこもとても素晴らしいです。

あまり神様について、私は詳しくないし、エネルギーがどうこう
というのもよくわからないのですが、でもやっぱりいい場所というのは
その場所にずっといて気持ちがいいし、特に神社というのは、
人が毎日お浄めをして掃除しているので、とにかく背筋を伸ばして
ちゃんとしたくなるような、そういう雰囲気があります。

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伊雑宮 

今回、ひとつご紹介するのは、伊勢神宮内宮の別宮である
伊雑宮。いざわのみやと読みます。(いぞうぐうということもあるみたい)
ここは、伊勢から山をひとつ越えた志摩市にあります。

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とても静かで、凛とした空気が漂うお社でした。
境内にあるご神木がなんとも不思議なかたち。

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そして、この伊雑宮にはもうひとつ、とても大事な場所があります。
それは隣接している神田(御神田:おみたと呼ばれる)での御田植式。毎年6月24日に行われます。

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御神田

この神田の手前にはかなり大きい広場があって、そこで行事などが行われるのかな?
確か、映画・地球交響曲(ガイアシンフォニー)第七番で最初に出てくるシーンがここだった
ような・・・(うろ覚え) とても印象に残っているシーンです(いや、三番だったか?・・・)

とても静かなマニアックな場所ですが、伊勢詣のオプションとして是非付け加えて
みてはいかがでしょうか?別宮は他にもたくさんあって、自分のお気に入りの場所を
見つけるなんていう楽しみ方もできると思います。

そしてもうひとつ、超私的聖地の中でもベスト5には入りそうな場所をご紹介します。

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蒼く澄んだ水、というものに惹きつけられてならない私がいます。海や川、湖など水のあるところはどこでも大好きなのですが、私にとって、湧き出る泉という存在は、その中でも格別なもののようです。

日本にはそうした青く透明な泉というのがとてもたくさんあります。中国の四川省に九サイ講という有名な世界遺産がありますが、(そこにも行ったことあるんですが)日本にはそこにも劣らないような素晴らしいそうした湧き水スポットが数多くあるのです。ご存知でしたか??

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今年のお正月、久しぶりに静岡県にある柿田川湧水群に立ち寄ってみることにしました。ここは、富士山からの伏流水が突如として湧きあがって始まる川で、長良川・四万十川とともに日本三大清流といわれているそう。環境省が選定する名水百選にも指定されているらしい。

ここは国道1号線のすぐ脇にあって、初めて来たときは、え?こんな車通りの多い町にこんな清流が?と驚いてしまいました。しかも、富士山の麓とはいえ、かなり離れた場所に突然湧いて出ているその感じがとても不思議。
調べてみると、1970年代には、この豊富で美しい水を求めて工場がガンガン進出し、護岸工事も行われ、一時は魚も住めないような状態にまでなったそう。その後、ナショナルトラスト運動の成果で、カワセミも戻って来るほど美しい、今の状態にまで復活したそう。その成果をアピールするためか、写真を飾って売っているおじさん?もそういえばいたな・・・。なんとなくそこに昭和の匂いを感じてしまったのだけれど、この活動自体は素晴らしいものだと思います。


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柿田川の源流にあたる部分は公園になっていて、あたりをのんびりお散歩できるようになっています。木の道が整備されていて、歩きやすくてのんびりしててイイ感じ。いろんな鳥や魚も見ることができます。とにかく水が透明で、水草まで透き通っているのが素晴らしい。水温も年間を通して15℃前後と一定しているのだそう。

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遊歩道を歩いていると、湧き間といわれる水が湧いているところがあるのですが、これがなんというか、本当に神秘的な色をしているのです。ずっと見ていると吸い込まれそうな、何か水じゃないものが出ているような、そんな不思議な感覚。

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この泉の中に魚も住んでいて、さぞかし気持ちがいいだろうな〜なんて思ったりして。

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ずっとずっと昔から、ここから富士山麓で蓄えられた水が湧き出てきて、そして絶えることなく流れ続けている。人間は、その能力を見くびり過ぎてはいないだろうか?こんな美しい湧き水が出るところを汚してしまうというその意味がわからない。

けれど、今もどこかで人知れずこうした美しい場所が破壊されようとしているのもまた事実。環境整備という名の下の護岸工事、森を埋め立てて産業廃棄場建設・・・。自然を壊すと必ずしっぺ返しがくる。そのことを忘れずに生きていたい、この水を眺めているとそんなことが思い浮かんできました。この水を、この自然を、この地球を守りたい。日本のこの奇跡のような清らかな流れは、本当に素晴らしいものなのだから・・・。


ちなみに、柿田川公園の奥に貴船神社というのがあるのですが、ちょうどここに来る前日に、京都の本家・鞍馬にある貴船神社に行ったところで、同じ名前にビックリ。解説の看板を読むと、京都の貴船神社からの分祀のようでした。なかなかにアジのある水五訓の看板があって、なるほどなるほどとうなづくばかり。

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水はえらい!!

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番外編:昭和な一角


 
 柿田川湧水群への行き方

 JR三島駅または沼津駅よりバス約20分
 東名高速沼津ICより約6km。柿田川公園内
 駐車場はややわかりにくいので注意!

 帰りに三島大社(ここもよい気が流れてます)近くの
 四ノ宮川の湧水を見学して、
 ウナギを食べて帰るとGOODな感じです☆
 

    


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DOORSーこころのドアを開く旅。

超私的聖地巡礼とは?

DOORS連載・旅人ゆうこりんが送る、極めて個人的にここはすごい! と思っている場所を紹介するコーナーです。

日本全国47都道府県にとどまらず、海外のスゴイ場所も ときどき紹介します。今流行のパワースポットから 隠れた秘湯、個人的に強烈な記憶がある場所など ジャンルはさまざま。ちょっとした旅のエピソードを添えてお届けします。

ゆうこりんの旅人歴

気がつけばどこかへ行っている、人にそう言われるほど旅が好き。
初めての一人旅が屋久島へ自転車キャンプ旅、初めての海外旅行が カナダへのスキーなど、アウトドア志向がやや強め。

国内は47都道府県を制覇。秘湯や廃墟、岬や灯台を好むが、 ときどきリゾートホテルにも泊まったりする。 海外は通算30回ほど出かけている。アジアとアメリカが多いかな。
→その他旅の履歴はこちら

昨今のパワースポットブームにはあまり興味はないけれど、 確かに土地の持つエネルギーが強いと思うところは多くあって、 ときどき本屋でその類いの本を立ち読みしてチェックしているちゃっかりやさん。

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