2010年、わたしがセドナ行きに惹かれた理由、その1。
私には、夢があった。
自分のセラピーを受けに来てくださった方たちと、
「一緒に行こう!旅に出かけよう!」と、旅をする夢が。
でも、それは、遠い未来のことだと思っていた。
私が、もっと有名で敏腕な誰もが認めるようなセラピストになってからのこと。
そんなとき、お客として受けに行ったモアナブルーでの
ボディセラピー前に、ゆうこさんが、
「いつか旅企画をしたいと思っているんだ!」と、
目をキラキラさせながら、話してきた。
そのパワフルなこと。
こころが、わくわくした。
ゆうこさんは、こうも言っていた。
「セドナへのツアーをやってみたいけれど、
パワースポット・セドナへ行って実際なにが起こるのか、
自分で体験してみなければ、それはできない。
だから、まずは下見に行こうと思っている。
レンタカーで同乗できる人数を思うと、男性二人、女性二人。
男性の目星はついているけれど、まだこれから声を掛けるところ。
あと一人、一緒に行ってくれる女の子を探しているんだけれどね~」
と。
このときは、まだ誘われてもいなかったし、
私も他人事のように聞いていたのが本音。
なんて面白いことを考える人なんだ!と、感心もしていた。
誘われたのは、確か、その直後。
その様子は、最初に書いた通り。
ボディセラピーを受けながら、
「全然知らない人と4人で旅をするのか〜
しかも、憧れだったアメリカ大陸を・・・。」
気心知れていない人と旅行はしないと、きっぱり断ったけれど、
知らない人の中に入ることは、
海外生活のおかげで慣れてもいた。
そして、その半と出るか丁と出るかわからない、面白さも知ってもいた。
セドナ行きに惹かれる理由ここにあり。
自分の生活の中では、絶対に出会うことのない人に出会える。
その世界の広がりに可能性を感じた。
「何か」惹かれる。
いま思えば、ボディセラピストでありながら、
旅の達人でもあるゆうこりんそのものに惹かれていたのだと思う。
この人は、私の知らない世界を知っている。
しかも、その自由な世界は、私がもっとも望んでいる世界である。
そこがどんな世界なのか、まったくわからないし、
怖いことだらけだけれど、
とにかく、「イエス」と言おう。
施術ベッドの上で、私は、そんなことを決めたように思う。
知らない世界への旅立ちは、勇気のいることだ。
それが、どんなに素敵な世界だよと言われたところで、
未知の世界は、怖い。
だからこそ、その世界を垣間見る旅をしてみるといいと思う!
「誰と」「いつ」「どこに」行くか。
決めるのは、いつも、あなた自身なのです。