【リレー連載】セドナで何が変わったか? ひろか編 その1 ・その2 ・その3 ・その4 ・その5 ・その6
「思考は、現実化する」。
これは、いまや私の周りでは常識的な概念になっているけれど、
実際にそうだと思う。
「思う→言う→行動する」。
本来は、このシンプルな構図で叶うのがこの世界。
けれども、私たちは、自分で思うことすら、
楽しく自由な空想の世界で繰り広げることを制限しているように思う。
DOORSが生まれたのは、はっきり言って、
楽しく自由な空想?!妄想?!の世界からだった。
ゆうこりんという人は、その空想する力に長けている。
ノージャッジ。いい悪い関係なく、とにかく夢だけを語る。
その次に、できることを現実的に探っていく。
それを実現するには、どうやったら出来るのかを、まずこの人は考えているのだと思う。
そして、その途中で、ここにはこんなリスクがある、
もっとここを詰めたほうがいいのでは?
もっとここに気を付けたほうがいいのでは?と、
いい意味で批評チェックしながら、物事を整えていく。
このスキルにとても長けているのだと、そばいながらいつも思う。
そして、このやり方は、かのウォルト・ディズニーも行っていたと
いわれる、物事を実現していくための最高の技法のひとつでもある。
何かをなしえるとき、この工程でスムーズに行けば、実現する。
けれど、私たちは、「恐れ」「不安」「猜疑心」など、
これらを精神的なブロックと呼ぶのなら、
そういう物事を前へ進ませないような感じ方や考え方も
持ち合わせているのが事実。
それは、幼いころの経験であったり、
もっといえば転生を繰り返す中で、過去世の人格や感情、
感覚により形成されたものだと、
セラピーの世界に10年以上携わっていて実感している。
それらは、潜在意識(無意識)に溜め込まれていて、
通常気づかぬうちに、反射的にそう感じたり、物事を捉えて、
あたかも自分の本質(性質)かのように
思っていることもたくさんあるだろう。
そういう精神的なブロックを外していくのも、
人生を良き方向に変えていく強力なツールだ。
DOORS三人は、セラピスト&ヒーラーという職業柄を生かして、
常にこれを行っている。
そして、もうひとつ。
強烈な「楽しい!!」という感覚を、
体験とともにインストールするのも素晴らしい手段だ。
脳が、楽しい!と快楽を覚えてしまえば、もうそっちに進むしかなくなるからだ。
脳は、不快ではなく、「快」の方へ進みたがる性質があるから。
けれど、自分にとって何が「快」なのかを知らない場合、
現状を永遠に保持しようと踏みとどまるのが、悲しいかな私たちの脳の仕組み。
どんなに現状を打破したいと思っても、
いつもの「不安」「恐れ」「疑い」は、つきまとってくる。
頭では、不快と思っていても、脳は、そのほうが変化していくより安心なのだから。
私も、違わず、この脳の仕組みの中で生きている。
そして、人一倍、恐れや不安も強いほうだったと思う。
今回、書いている流れの中で、そんな私がしたことは、ただひとつ。
「2月、セドナに行きます」と決めたことのみ。
それによって、勝手に、いろんなものが良い方向へ変わっていった。
セドナに行く前から。
行くと決めた瞬間から、その土地と繋がって、
その土地が人生を後押ししてくれるからなのだろう。
とにかく、セドナ前に訪れた「長野・戸隠」の旅は、とてもパワフルなものだった。
紹介されて会った男性(のちに戸隠&皆神スピリチュアルワークを共同開催するうーみん)も
また変わった人で、私たちは、三人とも、大きな声で好きなことを好きなだけしゃべった。
このとき、私が感じたことがひとつあるとするならば、
「パワーセーブしなくていい快感」。
どこかで、ずっと自分のパワーを相当抑えて生きていたことに、はじめて気づいた。
何を話しても、それに上乗せして、それぞれの視点と感性から話が返ってくる。
自分の思いを全開にして話しても、この二人(ゆうこりん&うーみん)は、
ひるむことなく、それ以上のパワーで返してくる。
「全開で生きてもいいんだ」。
大げさだけれど、もしかしたら、そんなことも無意識に思っていたのかもしれない。
そして、そのエネルギーは、まさに「セドナ」そのもの。
「そのまんまのあなたで、パワー全開で生きていいんだよ」と、
セドナという場所に身をおくだけで伝わってくるような気がするから。
そうそう、そういえば、この三人が初めて出会い、戸隠神社に参拝したとき、
奥社の前で、「いつか、旅企画できたらいいよね♪」って話したのだった。
そして、みなさんもご存じのとおり、その翌年には、戸隠ワンダー☆ツアー開催。
一年後には、「こころのドアを開く旅。DOORSドアーズ」結成。
戸隠奥社の前で言ったことは、実現するというのが、
私のなかのジンクスにもなっている☆
決めると動く。
そして、「快」を感じると、その「快」の人生を繰り広げようと、脳は動き出す。
そういえば、2014年の夏に開催したマウイ島スピリチュアルワークで、
とても楽しい体験をして帰国したのち、
苦しい感覚が強烈に潜在意識から炙りだされてきた子もいた。
いままで、何とも思っていなかった概念や思い込み、価値観が、
自分や人生を制限し、苦しめているものだと気づいてしまったのだ。
ヒーリングスクールと個人セッションで、
確実に一回ごと潜在意識から炙りだされてきたものを
クリーニング解放していったら、
2ヵ月後には、「なんで私は、あんなに苦しかったんだっけ?」と、
ケラケラ明るく笑っていた。
そして、そこから放たれるオーラは、キラキラしていて、
出会ったときのその子とは別人みたいになっていた。
炙り出されてきたら、ラッキー。
それこそが、人生をスムーズに進ませないエネルギーなのだから、
早いところ、手放してしまったほうが、楽にうまくいく。
DOORSの良いところは、ゆうこりんも私も、こころとからだの両サイドから、
潜在意識を個人セッションを行っているということ。
万一、ツアーの後に、押し込めていた感覚が炙りだされて苦しくなっても、
駆け込み寺として大いに活用してもらえたと思っている。
「決める」と、絶対無理だと思っていたスケジュールが
空いて行けることになったという話も、DOORSでは良くあります。
「自分の本当に望む人生を歩める人は、決断した人だ」。
これは、どなたか有名な方の名言。
私は、楽しく自然体で、自分の可能性を最大限に活かして生きると決めた。
あなたは、何を決めますか?
(ひろか編その9~セドナへの道3―自分を表現する につづく)