人生とは 解決すべき問題ではなく、
          体験すべき 神秘である。
                 ― フランク・ハーバート



Dear ゆうこりん

今回も、ちょっぴり哲学的なチョイスになったよ。

昨年の12月にノートにメモしたものだったので、
約1年、この文言とお付き合いしていたようだね。

何か不具合が起こったり、思う通りにならなかったりするとき、
私たちは、つい、「今の問題」という意識になるけれど、宇宙的な視点から見たら、
本当はそんな「問題」なんて、存在しないんだよね。

私が最初に目に見えない宇宙の法則的な概念に触れたのは、『神との対話』という本だった
のだけれど、そこにも、同じことが書かれていたのを思い出す。

「問題」は、どこにもなくて、魂は、ただ体験したいだけ。
喜びも悲しみも、怒りも嬉しさも、全部、感じたいだけだ、と。

こういう概念を知ってから、10年近くが経とうとする今、
私は、改めて、これが魂の旅の真実ではなかろうかと思っているんだ。

なにをどうしたって、私がリアル体験できるのは、「今」しかない。

だから、その「今」を、思いきり感じ尽くし、味わい尽くそうって思う。

この思いは、昔も今も変わらないことだけれど、
ここ最近、輪をかけて、そう思う。

そう思うと、体験して、それを「思い出」として浸りながらストックしていくような
生き方じゃなくて、日々の出来事を、「昨日とは違う私」で体験する新鮮なものとして
感じる毎日を送ろうと思うんだ。


実は、この先にも、一度はいろいろ書いてみたのだけれど、
書けば書くほど、安っぽくなる気がして、消してしまったよ。

とにかく、私は今、「人生は体験すべき神秘だ」という言葉に惹かれ納得するほど、
いまの一瞬一瞬に体験していることを、いとおしく感じているよ。

ゆうこりんは、これを読んでどんなことを思うのかな?

from ひろかっち